劇場から学ぶ、クリエイティブ・リーダーシップ
美大学長 グローバルトーク:フィンランド
- 開催年:2015
- 企画:武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ
- タグ:教育
武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ+新国立劇場 共同企画
美大学長 グローバル・トーク: フィンランド
劇場から学ぶ、クリエイティブ・リーダーシップ
加速するテクノロジーの変革。ボーダーレスに行き交う人、モノ、情報、文化。今、ビジネス、教育をはじめ、あらゆる分野で世界を舞台に輝けるグローバル人財やリーダーが求められています。
そのなかで、人間力、知性を磨くことは、ビジネスの世界でも重要なファクターとなっています。
では、真に求められるグローバル人財とは?我々は人間と社会の未来をどう築いていくべきでしょうか。日本とフィンランド、美大と劇場。グローバル・トップリーダーを迎え、文化・芸術、教育の視点から世の中の変化をしっかり見つめ、その課題にどう取り組むか、共に未来へのヴィジョンを探ります。
“グローバル”、“リーダーシップ”、“人間力”というキーワードが気になる、すべての学生、ビジネスパースンの方の参加をお待ちしています。
日 時:
2015年10月2日(金) 18:30 - 21:00
会 場:
東京ミッドタウン・デザインハブ【インターナショナル・リエゾン・センター】
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5階
https://designhub.jp/access/
受講料:
無料
定 員:
125名 (※9/18 定員数を25名追加しました)
主 催:
武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ
新国立劇場
協 力:
フィンランド国立劇場
フィンランドセンター
【タイムテーブル(予定)】
<トークイベント>
18:00 受付開始
18:30 第1部
- パイヴィ・カルッカイネン氏(フィンランド国立歌劇場総裁)
「フィンランド国立歌劇場におけるリーダーシップから」
- 長澤忠徳氏(武蔵野美術大学学長)
「デザインとグローバル~あの水平線にたてるか~」
20:10 休憩
20:15 第2部
- メリヤ・カルッピネン氏(フィンランドセンター所長)
「フィンランドと日本、国際ビジネスにおける知的創造」
- Q&Aセッション
21:00 セミナー終了
<懇親会>
21:00 懇親会 *お時間の許す方はご参加ください。
21:30 閉会
逐次通訳(英語):
鈴木なお
登 壇:
パイヴィ・カルッカイネン (Päivi Kärkkäinen) 氏 | フィンランド国立歌劇場総裁
フィンランドのタンペレ大学でフィンランド語及びジャーナリズムの修士課程を修了。
1988-1989年、ASLA フルブライト奨学金を得て、アメリカ合衆国オハイオ州立大学で研究を続け、2000年、ヘルシンキ・ビジネススクールでJOKO経営コースを学ぶ。
1994年以来、様々なトップマネジメントに就任してきた。2001年からフィンランド放送(YLE)のTV2のソフトウェア・マネージャー及びプログラム・リーダーとして活躍。2002-2006年、YLEのTV2のプログラム・ディレクター及びテレビ業界の理事会メンバーを経て、2006-2007年、YLEアジア、文化・ソフトウェア担当ディレクターとして文化・ソフトウェア担当業務した。全てのフィンランド語のテレビチャンネル、YLE共同制作や国際調達、番組の輸出入、YLEアジアの顧客業務の責任者であった。時事問題、学術及び文化プログラム、学習、科学、演劇、並びにフィンランド放送交響楽団RSOといった6つのコンテンツ領域において、フィンランド放送(YLE)を導いてきた。ジャーナリスト、タンペレ大学で講師、並びに音声伝達(speech communication)トレーナーの経験をもつ。
2007年12月から、フィンランド国立歌劇場総裁。
ヨーロッパ放送協会、ノルトビジョン(Nordvision:北欧5ヵ国の放送機関)、オペラ・ヨーロッパをはじめとする国際的ネットワーク、公共放送機関において影響力をもつリーダーである。2015-2019年、ノルウェー・オペラ&バレエの理事に就任。
数多くの分野でリーダーシップを発揮している。
長澤忠徳氏 | 武蔵野美術大学学長
1953年生まれ。武蔵野美術大学卒業後渡英。英国Royal College of Art修士課程修了。81年帰国後、事務所を開設。87年には、ロンドン、東京を拠点とするデザインシンクタンクを設立、デザインコンサルタントとして数々の幅広いデザイン活動を国内外で展開。また、国際交流を推進し、海外提携大学での講義、ワークショップを行っている。
メリヤ・カルッピネン (Merja Karppinen) 氏 | フィンランドセンター所長
ヘルシンキ経済大学(現アールト大学)国際ビジネス博士
専門は、国際ビジネスにおける知識創造の文化的パターン。ロータリー国際財団の交換留学生として1982年に初来日。ヘルシンキ経済大学(現、アールト大学)で長年研究職に従事し、ヴァーサ大学(フィンランド)で国際ビジネスの教授、フィンランド、フランス、ラトヴィア、日本、オーストラリア、韓国などの大学で客員講師を務める。担当科目は、異文化間マーケティングおよびマネージメント、日本、アジアでのビジネス、グローバル環境における知識創造。 フィンランドセンターは東京に学術・文化機関として東京に拠点をおき、両国の懸け橋として活動を推進している。