Tokyo Midtown Design Hub
翻訳者と考える、デザイン態度の可能性 〜「デザイナーをデザイナーたらしめる5つの態度」 出版記念トークイベント〜

リエゾンセンターライブラリーのブックイベント

翻訳者と考える、デザイン態度の可能性 〜「デザイナーをデザイナーたらしめる5つの態度」 出版記念トークイベント〜



「リエゾンセンター・ライブラリー」は、東京ミッドタウン・デザインハブ内に月10日ほど不定期でオープンするデザインライブラリー。
「リエゾンセンター・ライブラリーのブックイベント」は、ライブラリーに届いたデザイン関連の新刊本の著者の方などをゲストにお迎えし、書籍やそのテーマを深掘りするトークイベントを開催しています。

デザイナーは、どのような姿勢で物事を見つめ、人と関わり、新たな価値を生み出しているのでしょうか。

『デザイナーをデザイナーたらしめる5つの態度 DESIGN ATTITUDE』(ビー・エヌ・エヌ)の出版を記念し、本書の翻訳者であり「デザイン態度道場」*の師範代でもある安藤拓生さんと、ビー・エヌ・エヌ取締役編集長の村田純一さんを迎えたトークイベントを開催します。

デザインの手法やプロセスを紹介する書籍は数多くありますが、その実践を支える「態度」に焦点を当てた本は、国内ではまだ多くありません。本書は、デザイナーが共有する姿勢や信念を「5つの態度」として紐解き、デザインの本質的な価値を探る一冊です。

今回のイベントでは、「デザイン態度道場」で師範代(聞き手)を務める安藤さんに、本書が生まれた背景や、日本語で紹介する意義についてお話しいただきます。さらに、数多くのデザイン書を手がけてきた村田さんを交え、「デザイン態度」の可能性を探ります。

本書を、読み終えて本棚にしまうだけでなく、仕事や生活のなかで繰り返し開く「使う本」にしてほしい。そんな思いから、「デザイン態度道場」が大切にしてきた、自分自身の仕事や生活に引き寄せて考える視点も交えながら、本書の読み方や活かし方を考えます。

デザインに携わる方はもちろん、日々の仕事での発想や、人・課題との向き合い方を見つめ直したい方も、ぜひご参加ください。

*「デザイン態度道場」は、「師範(ゲスト)」を招き、日ごろどのような態度でデザインに向き合っているのかを実例をもとに伺う月一開催のイベントです。参加者は「弟子」となって、師範の態度を学び、仲間と対話を通じて、「デザイン態度」の活かし方について考えています。

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リエゾンライブラリーのブックイベント:
『デザイナーをデザイナーたらしめる5つの態度』出版記念トークイベント

〜翻訳者と考える、デザイン態度の可能性〜

日時:2026年10月23日(金)19:00-20:30(受付開始18:45)
場所:東京ミッドタウン・デザインハブ内 インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー 5F)

参加方法:会場参加   
参加費:無料

共催:リエゾンセンターライブラリー(公益財団法人日本デザイン振興会)/株式会社ビー・エヌ・エヌ(BNN)

・会場の書籍販売あり、現金不可(キャッシュレス決済のみ)

<参加お申し込みはこちらから> 

■登壇者プロフィール

村田 純一

株式会社ビー・エヌ・エヌ(BNN)取締役編集長/書籍編集者
1975年、神奈川県平塚市生まれ。法政大学文学部哲学科卒業。主にデザイン書とコンピュータ書の企画・編集、その他マネジメント業務に従事。近年の担当書籍は『誰もがデザインする時代のデザイン』『ここでもなく、いまでもない』『多元世界に向けたデザイン』『惑星のためのファッション』『テクノロジーって何だろう?』『モードレスデザイン』『クリエイティブデモクラシー』など。

安藤 拓生

本書翻訳者/東北大学准教授
1989年生まれ。愛知県豊橋市出身。立命館大学経営学部環境・デザインインスティテュートを卒業後、同大学大学院経営学研究科へ進学。博士(経営学)。専門はデザインマネジメント。著書に『デザインマネジメント論』(共著、新曜社)、『デザインマネジメント論のビジョン』(共著、新曜社)など。

 

<書籍紹介> 

『デザイナーをデザイナーたらしめる5つの態度』

ISBN:978-4-8025-1377-7
定価:本体3,500円+税
仕様:四六判/432ページ
発売日:2026年10月22日
著者:カミル・ミフレフスキ
監修:八重樫文
翻訳:安藤拓生
デザイン:岡部正裕(HFUdf)

プロとしてデザイナーが備えるべきは、
ツールや手法よりも、
アティチュード──態度・姿勢・信念──である。

本書は、デザインの本質的な価値を、ツールや手法ではなく、デザイナーの態度(アティチュード)や文化から解き明かした一冊です。

経営学者である著者のカミル・ミフレフスキ博士が、アップルやIDEOなどの現場へエスノグラフィー調査を行うことで、デザイナーたちが共有する思考と行動の核を言語化しました。本書が提示するのは、①不確実性と曖昧性を受け入れる、②深い共感をもって関わる、③五感の力を受け入れる、④遊び心をもって物事に命を吹き込む、⑤複雑性から新たな意味を生み出す、という5つの「デザイン態度」です。これらは単なるチェックリスト項目ではなく、人間ならではの創造性を発揮するための、信念と生き方そのものとも言えるものです。

「デザイン思考」が付箋や一連のプロセスといったツールキットへと形骸化し、デザインというものへの幻滅感が漂う現在、また、生成AIの台頭による環境の変化に直面し、自らの価値に不安を感じるデザイナーが増えている現在において、不変の指針と勇気が得られる内容となっています。現場で奮闘するデザイナーのみならず、組織イノベーションに悩むマネジメント層にもおすすめの一冊です。