Tokyo Midtown Design Hub
Log+Zine『食べるをつくる研究室』出版記念トーク ~ 食と農,東京都心の大学生たちの距離感は? ~

リエゾンセンター・ライブラリーのブックイベント

Log+Zine『食べるをつくる研究室』出版記念トーク ~ 食と農,東京都心の大学生たちの距離感は? ~



「リエゾンセンター・ライブラリー」は、東京ミッドタウン・デザインハブ内に月10日ほど不定期でオープンするデザインライブラリー。
「リエゾンセンター・ライブラリーのブックイベント」は、ライブラリーに届いたデザイン関連の新刊本の著者の方などをゲストにお迎えし、書籍やそのテーマを深掘りするトークイベントを開催しています。

今回は、2026年6月に刊行された書籍『食べるをつくる研究室』の出版を記念し、編著者である藤本穣彦さんと、碇陽子さん、松田理沙さんによるトークイベントを開催いたします。
『食べるをつくる』を体験できる展示も同時開催!ぜひ会場まで足をお運びください。

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「食べる」をフィールドワークする
「食べるをつくる」を表現して,「展」をひらいて対話して,またその「ログ」を貯める,くりかえす
東京のはずれの,一枚の畑から,多摩の雑木林から。「食べる身体」はどこへでも。今日はミッドタウンタワーの〈わたし〉を,世界の食べものが通り抜けてゆく
「食べる」を入り口に,〈あなた〉はどこに辿り着きますか?
書籍『食べるをつくる研究室』の出版を記念したトークイベントを開催いたします!お子さまも大歓迎!どんぐり工作コーナーをつくって待っています♪

展示内容:

・『食べるをつくる研究室』ポスター&制作プロセス展示
・映像作品(『一枚の畑に集う声』『すみれ幼稚園お別れ遠足——変わるもの、変わらないもの——』『食べるをつくる研究室「展」in北海道赤井川村郷土資料館』など)
・多摩のどんぐりを「食べる」ワークショップ(要参加費,当日受付)
 食べられるどんぐりがあることを知っていますか?触って、食べて、遊んで…「食べるをつくる」過程を共に楽しみましょう。お子さま大歓迎!

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リエゾンライブラリーのブックイベント:
Log+Zine『食べるをつくる研究室』出版記念トーク
~ 食と農,東京都心の大学生たちの距離感は? ~

日時:2026年11月29日(日) 13:00-16:30
タイムテーブル:13:00- 展示会開場
        14:00-15:30 トークセッション
        -16:30 閉場
場所:
東京ミッドタウン・デザインハブ内 インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー 5F)
参加方法:会場(40名)+オンライン配信(トークセッションのみ) 

参加費:無料
主催:藤本穣彦ゼミナール,図書出版実生社
共催:リエゾンセンター・ライブラリー(公益財団法人日本デザイン振興会)

<<お申し込みはこちらから>>

*会場の書籍販売あり(現金のみ可)
*サイン会あり
*オンライン配信は事前申し込みいただいた方にURLを送付します

トークセッション

登壇者:碇陽子(文化人類学者,明治大学政治経済学部専任講師)
    藤本穣彦(「食べる研究室」主宰,同志社大学経済学部教授)
進 行:松田理沙(「食べる研究室」秘書,映像人類学徒)

登壇者:

碇陽子(いかり・ようこ)

明治大学政治経済学部。アメリカ合衆国での「肥満問題」をめぐるフィールドワークのなかで、ファット・アクティビズムとの出会いやダイエットグループでの調査をきっかけに、食べる身体に関心を持つようになる。食べることを手がかりに世界を捉え直すと、世界はどのように別様に立ち現れるだろうか。目下の関心は、「おいしい」は、どのような人やものとの関わりのなかで生まれるのかを探ることにある。今は、カリフォルニア州にてサバティカル中で、赤ワインを作っています。

藤本穣彦(ふじもと・ときひこ)

「食べる研究室」の発起人。明治大学政治経済学部専任教授(食料経済学)を経て,2026年4月より同志社大学経済学部教授。東京都多摩市に暮らしたことで,グリーンボランティアと出会う。森道を保全し,子どもたちとどんぐりの木を植えている。自然に沿った暮らしを大切に,手づくりを増やして,生命のにぎわいに耳を傾けて。趣味は「ゼミナール」。ゼミ生,大学院生を募集中です,一緒に研究しましょう。

松田理沙(まつだ・りさ)

「食べる研究室」秘書。明治大学大学院政治経済学研究科に在籍中。『食べるをつくる研究室』では、制作全体のプロセスに関わりながら、ささらプロダクションのアシスタントディレクターとして、映像作品の制作に取り組む。展示会にて、映像作品を上映します。食べること、大好き!

<書籍紹介>

『食べるをつくる研究室——森を食べる、畑でつながる——』

藤本穣彦 編著
実生社
B5判 80頁
ISBN 978-4-910686-19-6
2026年6月刊行
定価2000円+税

「『食べる』を入り口にあなたはどこにどのように辿りつけるでしょうか?」

ひとつの問いからつながる・ひろがる世界を「食べる研究室」が、フィールドワークしました。その過程でさまざまなつくり手と出会い、関わり、コミュニティを編みました。幾重もの「食べるをつくる」プロセスを42人の小さな執筆者とログ(記録)して、束ねて、編集して、1冊の本(Zine)として集合表現しています(Log+Zine)。

畑に立ち、種から食べ物をつくり、種を採ることを基本にします。そこへ蓄積されていく/されてきた時間を食卓で表現し、みなで食べることで、未来に芽をだす「時間のたね」をつくります。映像表現を身につけ、「食べるをつくる」表現型を増やしました。(第1章)食べることとつくることをめぐる問いには、自然アクセスの経験が内在しています。どんぐりを真ん中に置きながら身近な自然に入り込むと、地域のみどりと共に生きるボランティアと出会い、シビック・エコロジーの循環に身を置く仕方を体得しました。(第2章)ゼミではテキストを読み解きながら、「食べる」をめぐる経験哲学の思考法を積み上げます。自身のルーツを辿る旅をしながら、山・川・海に根ざした身体感覚を確かめ直す。本で対話し、山を登り、木を植え、旅をしながら、「精神の生態学へ」の「ステップス」を歩むことで、「食べる」をめぐる意味のネットワークは、世界=生態へとつながれ直します。(第3章)

食べるをつくる研究室「展」を全国でつくることで、私たちが積み上げてきた時間を他者にひらき、集合表現の輪をひろげ、小さな執筆者を増やす活動をはじめました。本書を読んで「私もやってみたい、書いてみたい」と思ったとき、あなたも小さな執筆者、ログ人です。