
リエゾンセンター・ライブラリーのブックイベント
書籍『コモンズの再発明』発刊記念トーク 丑田俊輔(シェアビレッジ株式会社)× 井上岳一(日本総合研究所)「みんなでつくるコンヴィヴィアルな未来」
「リエゾンセンター・ライブラリー」は、東京ミッドタウン・デザインハブ内に月10日ほど不定期でオープンするデザインライブラリー。「リエゾンセンター・ライブラリーのブックイベント」として、ライブラリーに届いたデザイン関連の新刊本の著者の方などをゲストにお迎えし、書籍やそのテーマを深掘りするトークイベントを開催しています。
今回は、2025年9月『コモンズの再発明「みんなで暮らしをつくる」という生存戦略』(有限責任事業組合涌出)を出版された丑田俊輔さんと、同 4月に『コンヴィヴィアル・シティ: 生き生きした自律協生の地域をつくる』(学芸出版社)を刊行された井上岳一さんをお招きし、ある場所での自発的な活動や経済が芽吹く土壌となる "コモンズ" について、その環境を意図して作ること、そのためになにが重要かなどをディスカッションします。
コモンズと市場経済がある程度の重なり合いをもってきた昨今、大企業視点でのコモンズとの関わり合い方についても考えます。



<書籍紹介> *リエゾンセンターライブラリーでお読みいただけます。
名称:コモンズの再発明 「みんなで暮らしをつくる」という生存戦略
編著・発行人:丑田俊輔
発行:シェアビレッジ株式会社
販売:有限責任事業組合涌出
サイズ:A5変形
ページ:294ページ
言語:日本語
ISBN:978-4-9913185-2-8 C0236
▼「コモンズの再発明」とは?
これは、人類が生き延びるための戦略であり、 遊びながら"もう一つの未来"をつくるための提案だ。 それは単なる「古き良き共同体」への回帰ではない。 現代のテクノロジー、価値観、市場経済を掛け合わせた再発明。 その芽吹きは、すでに世界各地で始まっている。 まちに新しい店や会社が生まれたり、移住者や観光客が増えたりすることは、地上の植生のように目に見えやすい変化だ。一方で、その生き生きとした動きを支える地下の土壌や水脈のようなものは、なかなか知覚しにくい。 そこに「遊び」や「学び」が豊かに醸成され、「公(Public)」と「私(Private)」の間に横たわる広大な「共(Common)」の領域が育まれていくと、ゆっくりと着実に、ふかふかな土壌が積み重なっていく。菌糸のように「つながりの資本」が張り巡らされ、その上には多種多様な植生 ──経済や文化をはじめとしたさまざまな活動── が芽吹いていく。 (本文より)
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リエゾンライブラリーのブックイベント:
『コモンズの再発明「みんなで暮らしをつくる」という生存戦略』発刊記念
丑田俊輔(シェアビレッジ株式会社 代表取締役)× 井上岳一(日本総合研究所チーフスペシャリスト)
「みんなでつくるコンヴィヴィアルな未来」
日時:2026年1月13日(火)19:00-20:30
場所:東京ミッドタウン・デザインハブ内 インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー 5F)
参加方法:会場参加(60名)
YoutubeLive https://youtube.com/live/XhosdBnehlQ?feature=share
参加費:無料
・トーク後会場での交流会あり(参加自由)
・会場での書籍販売あり(/現金のみお取り扱い可能)
詳細・申込:https://convivi2026.peatix.com/view
【スピーカー】

丑田 俊輔(うしだしゅんすけ)
シェアビレッジ株式会社 代表取締役/プラットフォームサービス株式会社 代表取締役/ハバタク株式会社 代表取締役/一般財団法人私立新留小学校設立準備財団 共同代表
1984年会津生まれ、東京育ち。慶應義塾大学商学部卒。
2004年、千代田区の公民連携まちづくり拠点「ちよだプラットフォームスクウェア」の創業に参画。日本IBMを経て、2010年、新しい学びのクリエイティブ集団「ハバタク」を創業。
2014年より秋田県五城目町在住。“コモンズの再発明”を合言葉に「シェアビレッジ」を運営。茅葺古民家の宿泊交流施設「シェアビレッジ町村」、商店街の遊休不動産を活かした遊び場「ただのあそび場」、住民参加型の小学校建設「越える学校」、住民出資による温泉再生「湯の越温泉」、地域の森林資源とデジタル技術でつくる集合住宅「森山ビレッジ」などを手掛ける。

井上 岳一(いのうえ たけかず)/日本総合研究所 チーフスペシャリスト
林野庁、Cassina IXCを経て日本総合研究所。豊かな山水の恵みと人の知恵・技術を生かした多様で持続可能な地域社会の建設をミッションに研究・実践活動に従事。2020年からオンラインプログラム「山水郷チャンネル」、2021年からGOOD DESIGN Marunouchi「山水郷のデザイン」展の共同ディレクターを務める(共に主催は日本デザイン振興会)。
2022年には武蔵野美術大学と「自律協生スタジオ(Convivi)」を開設。著書に『日本列島回復論』(新潮選書、2019年)、共著書に『コンヴィヴィアル・シティ』(学芸出版、2025年)等。
内閣府規制改革推進会議専門委員、南相馬市復興アドバイザー、武蔵野美術大学客員研究員。
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<井上氏編著作> *リエゾンセンターライブラリーでお読みいただけます。

『コンヴィヴィアル・シティ 生き生きした自律協生の地域をつくる』
発行:㈱学芸出版社
編著者:井上岳一、石田直美
著者:高坂晶子、齊木大、立岡健二郎、段野孝一郎、蜂屋勝弘、藤波匠、前田直之、山崎新太
定価:本体2,500円+税
発売:2025年4月10日
四六判・304ページ
産業化や専門分化が引き起こすシステム依存から解放され、人々が自律しながら共創することで、地域が生き生きと回りだす、そのしくみを解説。
誰もに居場所と出番があり、本領を発揮できる社会を実現する具体策を、食/エネルギー/モビリティ/インフラ/観光/高齢者ケア/教育/アートに探る。


