リエゾンセンター・ライブラリー「デザイン新刊本」紹介【2026年1月-3月】
- 更新日:2026.01.07
- タグ:ライブラリー
リエゾンセンター・ライブラリーは、東京ミッドタウン・デザインハブ内にあるインターナショナル・デザイン・リエゾンセンターにて、毎月10日ほど不定期で開室しています。
こちらでは、広義の「デザイン」に関する新刊書籍を約3ヶ月毎にピックアップし、各出版社さまのご協力のもとで、ご献本、またはお貸し出しいただいた本を展示する「デザイン新刊本紹介コーナー」を設けています。
展示用POPの右端にあるQRコードを読み取っていただければ、その場で本をご購入いただくことも可能です。
今回は、2025年10月から12月に出版された本の中から、22冊をご紹介します。

手塚貴晴、手塚由比 著(河出書房新社)
「ふじようちえん」や「屋根の家」で知られる手塚建築研究所。建築の根底にあるテーマ「いのち」への真摯な眼差しを綴る初エッセイ集!

乃村工藝社「歓びと感動学」プロジェクトチーム 著(日経BP)
“美しい”だけでは伝わらない。“機能的”だけでは足りない。
空間が人の心を動かす理由を、感性と科学の両面から検証する

「いきたくない」もわるくない? トーキョーコーヒーからはじめる、 大人もたのしむ共育のデザイン
吉田田タカシ 著(どく社)
不登校=子どもの生きづらさには、ケアする人のケアが必要だった!?
デザイナー・教育者にして、ロックバンドDOBERMANボーカルによる、
生きづらさを共に生きる力に変える、白熱のトークライブを開演!

奥田悠史 著(築地書館)
放置された森を「デザイン」の思考でよみがえらせ、 継続できる事業を生み出し、未来へ自然を残す。 自然環境を守りながら森や土などの「自然資本」を活かす、 新しい時代のビジネスと暮らしの実践書。

THE DESIGN SCIENCE FOUNDATION 編(学芸みらい社)
意識(consciousness)が働く前にある、より繊細な知覚=注意(awareness)。「つくろう」とする意識に先立ち、制作を導く自然の働き。そして制作行為のなかで自然の体験を想起する試み──。
著名な漆工芸作家・佐藤阡朗氏、日本を代表する写真家・ホンマタカシ氏をはじめ、各界の第一線で活躍するアーティストや心理学者らが「混沌から美と秩序を生み出すデザイン」を提案する。話題のシリーズ『DESIGN SCIENCE』第3弾。オールカラー/日英対訳。

Independent Cinema Posters 時代を挑発した映画作家15人のデザインワーク
井上由一 編著(トゥーヴァージンズ)
ミニシアター黄金期を飾った
世界のインディペンデント映画ポスター集!
1970~90年代、映画界の既成概念を打ち破った15人の映画作家の軌跡をオリジナルポスターで紐解く。
世界各国から集められた貴重なアートワーク、約500点をオールカラーで掲載。
全映画ファン必携のビジュアルブック!

公益社団法人 土木学会 土木学会誌編集委員会 編/モリナガ・ヨウ 絵/溝渕利明 文/大山顕 写真(彰国社)
本書は『土木學會誌』の表紙、不定期連載をもとに書籍化したものである。絵本作家であるモリナガ氏の緻密なタッチ、コンクリート工学が専門の溝渕利明先生のわかりやすい解説、大山顕氏の迫力ある魅力的な写真、彼らの取材時のよもやま話により、普段私たちが当たり前のように利用し目にしている土木構造物の大事な役割や魅力を紹介する。

山崎エリナフォトエッセイ集 土木-100年後の日本を支える「人の力」
山崎エリナ 著/土木学会誌編集委員会 編(土木学会)
本書は、2023–2024年に土木学会誌に掲載された写真とエッセイを一冊に仕立てたフォトエッセイです。橋梁点検やダム建設、道路工事、川の清掃活動など、土木の現場は幅広く、その舞台に立つ多様な人々が登場します。モノクロで表現された表情や仕草には、人々の誇りや営みの息づかいが刻まれています。技術の背景にある人間の存在をとらえることで、土木の幅広さと奥行きを示す一冊です。

イネ・レイラント 絵/戸田やすし 編集デザイン/デビッド・ヒース 言語監修(戸田デザイン研究室)
デザイン知育絵本の草分け・戸田デザイン研究室が、国境を超えたコラボレーションを実現!
イラストレーターにベルギーのアーティスト、イネ・レイラントさんを迎え、日本の季節の食べ物を紹介する絵本を作りました。

色部義昭+日本デザインセンター 色部デザイン研究所 企画・構成/土田貴宏 編/日本デザインコミッティー 制作(パイ インターナショナル)
「包む」という概念をデザインの方法論として探求する
卵の殻は新しい生命を包み、人から人へわたすプレゼントは心遣いという気持ちに包まれています。「包む」という行為は、過剰なものや本質的でないものとして見なされることもありますが、むき出しの何かがバラバラに存在している状態がどんな物事についても最適であるとはいえません。
本書は、他者をケアしながら内側と外側を繋ぐ「包む」という行為をデザインの新しいタイポロジー(類型)として捉え、「包む」にまつわるさまざまな作品や活動を通して、その可能性をひもときます。

認定NPO法人クリエイティブサポートレッツ(18名) 著/垣花つや子、椋本湧也 編(いい風)
〈あなたが働くなかで覚えた違和感を教えてください――〉
違和感をなかったことにせず、立ちどまって目を凝らしたとき、一体何が見えてくるだろう?障害のある人を核とした文化創造発信拠点「たけし文化センター」で働く18名が綴る、違和感のゆくえ。

スタジオタッククリエイティブ 著(スタジオタッククリエイティブ)
河川をせきとめ水をためることで、洪水をふせいだり、生活や農業に必要な水をあたえてくれるダム。そんなダムにはどんな種類や役割があり、ダムの中はどのようになっているのか、豊富な写真や図解とともに解説しています。日本最古のダム型式のため池である狭山池や、日本一の高さを誇る黒部ダムなど、100基以上のダムを掲載。ダムではたらく人の仕事や、ダムができるまで、ダムの水が浄水場で水道水になるまでの流れも学ぶことができます。

松山秀明 著(法律文化社)
◆ラジオ・テレビというメディアは、日本人の国土観をどう変えたか 放送網の成立、高度成長期に映し出された都鄙、そして震災… 「放送と都市」という視点から、百年間を振り返る。 2025年、日本の放送は誕生から100年を迎えた。ラジオの登場以来、「同時性」を本質とする放送メディアは、人々の都市体験や国土観に大きな影響を与えてきた。戦前のラジオ放送から戦後のテレビ時代、そして震災報道を経て現代に至るまで、放送は都市をどのように映してきたのか。放送と都市の関係史を探る。

西沢立衛、平田晃久、田根剛、小堀哲夫、中村拓志、畑友洋、武田清明、高野洋平+森田祥子 著(グラフィック社)
建築が生まれる過程には
思わず人に伝えたくなるような
突破(ブレークスルー)の瞬間がある。
中古のアルファロメオ、田んぼに映る空、地図の空白、外堀公園の蓮池、イチョウの葉、組木のおもちゃ、石拾い、池に浮かぶ古墳…。

もへじ 著(彩図社)
登録者数30万人!合計視聴回数1.3億回!交通・土木・廃墟解説系YouTuber「もへじ」初の著書
日本の土木技術は世界一の水準とされており、卓越した技術力でこれまでに数々の難工事をクリアしてきた。世界最長の海底トンネルである青函トンネルや、映画にもなった黒部ダムの工事は有名だ。しかし、難工事はあまり報道されていないだけで、本当は無数に存在する。
本書ではそうした、日本の歴史を変えた知られざる「執念の難工事」を紹介する。

石川初 著(鹿島出版会)
地上を眺め歩き、ランドスケープを「使える思考ツール」へと拓いた著者の原点、再販なる。 山間の農家で遭遇する巧みな工作(ファブリケーション)スキルをもつおじいさん「FAB-G」、GPSで記録した「軌跡ログ」を手に地図師となった私「地形と移動」、不寛容なベンチから見える都市と公園の関係「ベンチの攻撃」……。前方後円墳や平城京跡の観察から自宅の庭いじりまで、時間、スケール、事象を絶え間なく往還する〈地上学〉へ!

五十嵐太郎+東北大学都市・建築理論研究室 編(晶文社)
東京スカイツリー、中野サンプラザ…… 有名巨大建築をてがける日建設計。 「都市を構築する見えない巨人」の 知られざる姿を明らかに!

加藤耕一 著(東京大学出版会)
時間変化にさらされる「物質(モノ)」としての建築と、時間をこえて生き続ける「建てる技芸」としての建築。ふたつの視点から西洋建築の歴史をとらえなおし、スクラップ&ビルドありきの建築観を脱して真に豊かな建築文化のありかを示す。『時がつくる建築』のさらに先へ――。

くらしと教育をつなぐWe 259号 特集:ただひたむきに生きるアート
中村泰子、吉田真紀子 編(フェミックス)
Weフォーラムを機に訪ねた珠洲の「海浜あみだ湯」では、新谷健太さんらが、解体した家屋の廃材を引き取り、家主の思いを聞き、記録しつつ、家や町を弔うように燃やしている。飄々と力仕事にいそしみ人々が集う銭湯を開き続ける営みの中から、アート作品を生み出す。お二人それぞれの姿勢に心をゆさぶられ、特集タイトルとしました。

+81 Vol.96 The Future of Book Design and Publishing issue
ディー・ディー・ウェーブ 編(河出書房新社)
表現者たちの思想や価値観を形にするブック・デザイナーや、各国のカルチャーを牽引する独立系出版社への取材を通じ、デジタル化が進む現代における「本」の存在価値を問い直し、出版の未来を探る一冊。

公益財団法人サントリー文化財団・アステイオン編集委員会 編(CEメディアハウス)
*特集「発信する日本文化──伝統と可能性」
日本の古典芸能や伝統工芸は、稽古人口の減少や後継者不足により少なからず危機に瀕している。逆に、海外からの日本文化に対する関心は、むしろ高まっている。半世紀ぶりに大阪・関西で開かれた万博は、日本文化の「過去と現在」「伝統と変化」「地域と世界」の関係を多角的に捉え、文化とは何かを問い直す場となった。本誌の特集「共有される日本文化」(81号、2014年)から10年が経過した今、2025年時点の現在形で国際発信の観点から「日本文化」を再考する。

西洋のレッスン、日本の手習い -言語化しにくい身体感覚をめぐる比較文化論-
樋口桂子 著(青土社)
「歌うように弾きなさい」と言われたら……
レッスンとは、人が人に対して言葉にできない情報を伝えるという高度なコミュニケーションの場である。そこから見える、日本の文化や日本語の特徴、大人と子供のちがい、声と文字との関係、カンとは何か……。「レッスン」という観点から文化や習慣や歴史の違いを超えた、言語と身体とでなされるコミュニケーションの本質を考える。異色の文化論。
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2025年7-9月に出版された本は、こちらのページでご紹介しています!
ご献本いただいた書籍は、展示期間終了後も引き続きリエゾンセンター・ライブラリーにて開架しております。
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